サザンオールスターズや歌手の
福山雅治(38)、女優の
深津絵里(34)らが所属する大手芸能事務所、アミューズが、賞金300万円をドーンとプレゼントする創立30周年記念事業のアイデアを募集することが22日、分かった。同社といえば、昨年、大里洋吉会長(60)が社員と所属アーティスト全員に4億円を超える自社株を振る舞う太っ腹ぶりで注目を集めたばかり。一般公募で斬新なアイデアが生まれますか。
サザンや福山と一緒に仕事ができて、大金がもらえる!? そんな夢のような話が実在した。
来年10月16日に創立30周年を迎えるアミューズは、すでにスタートした新人発掘オーディションに加え、さらなる目玉プロジェクトを模索。そこで、固定概念に捕らわれない社内提案よりも斬新な企画を求めて、エンターテインメントやクリエーティブ関連の人々を中心に、広くアイデアを募集することになった。
その道のりは、1次選考として、提案者がアミューズ社員とタッグを組み、具体的なプランを練っていく。さらに、選考委員会のメンバーによる2次選考を経て、9月末の最終プレゼンテーションで決定する。
俳優、アーティストのマネジメントに加え、舞台、映画製作、海外エンタメの招聘(しょうへい)…。幅広い事業展開を行っている総合エンターテインメント企業だけに、可能性は無限大。
実際、昨年8月には
サザンの桑田佳祐(51)の提唱で福山、ポルノグラフィティ、BEGINなど所属アーティストが勢ぞろいする野外イベント「THE夢人島Fes」を開催。あなたのアイデア次第では、これを上回る超ぜいたくライブも実現可能だ。俳優部門でも、ドラマ「のだめカンタービレ」でブレークした上野樹里(21)、天才子役の
神木隆之介(14)らをどう料理するか…。考えるだけでワクワクする。
ちなみに、平成5年の創立15周年では「10ムービーズオーディション」と題し、映画俳優を公募。その中から才能を見いだされ、俳優ではなく歌手デビューを果たしたのがなんと福山だった。創立25周年の15年には、
サザンの足跡をたどる「真夏の秘宝館!」を東京・台場に開設しファンを歓喜させた。
創業者でもある大里会長が昨年、60歳の誕生日に、約400人の社員と所属タレントに100万円相当の自社株を譲渡するなど気前の良さで知られるアミューズ。賞金300万円に加え、新事業の利益の一部を提案者に還元するプランもあり、一獲千金も夢じゃない!?
ソース:インフォシーク