JRAは7日、天皇賞・春(GI)の有力馬と見られていた
ドリームパスポート(牡4、栗東・松田博資厩舎)が、右第3中手骨を骨折したことを発表した。全治などについては不明。
ドリームパスポートは、父
フジキセキ、母グレースランド(その父トニービン)という血統。伯父に01年香港ヴァーズ(香G1)を制したステイゴールドがいる。
05年9月に小倉でデビューし、昨年のきさらぎ賞(GIII)で重賞初勝利を飾ると、
皐月賞(GI)2着、
日本ダービー(GI)3着と春のクラシックで健闘。
日本ダービー後に骨折があったものの、秋は神戸新聞杯(GII)に勝ち、菊花賞(GI)2着、ジャパンC(GI)2着と、クラシックのみならず、古馬戦線に入っても好走を続けた。今年は3月18日の阪神大賞典(GII)で始動し2着に敗れたが、29日に行われる天皇賞・春に向け調整が行われていた。通算成績14戦3勝(重賞2勝)。