■4勝5敗の負け越し…2大会ぶりにメダルなし
「今までわれわれが子どものころから学んできた野球というものを見せればいい。それは基本に忠実にあり、正々堂々と戦っていくということ」
開幕前日の星野仙一監督のコメントだ。金メダル獲得を義務付けられた野球日本代表だったが、準決勝では宿敵・
韓国に逆転負け、3位決定戦でも米国に4対8と逆転負けを喫した。2大会ぶりにメダルなしに終わり、9試合を戦って4勝5敗と負け越した。ライバルだったキューバ、
韓国、米国に1勝もできなかった。この結果を振り返れば、子どものころから学んできた日本の野球というものが世界の壁にはね返された
五輪だった。
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