≪先月号の
吉本興業の機関誌で「2007年ヨシモトのブサイクって誰だ?!」の首位に2年連続で選ばれた。女性ファッション誌「an・an」の抱かれたくない男ランキングでも3位にランクインしている≫
南海キャンディーズ 「過去、吉本でブサイク殿堂入りしている130Rのほんこん、
フットボールアワーの岩尾望はルックスが突出していた。その点、今年の王者は違う、総合的にブサイクだ」って書かれた記事を見たときは、正直、傷つきましたね。
つまり、僕は、生き方なんかも含めて、体も心も、トータルでブサイクだっていうわけでしょ。そんな人間がモテるわけないですよね。
「キモカワ」っていうのは、見た目ものすごく気持ち悪いけれど、内面がナイーブ、根本にかわいいっていうのが備わってると思うんです。これも記事に書かれてたことなんですけど、僕は、根本がキモいから、「キモキモい」になっちゃうんだそうです。ひどいですよね。
お笑いブームっていう追い風があってこの状態ですから、まあ来世に期待するしかないってことですよね。
≪そんな中、
陣内智則・
藤原紀香夫妻に代表されるように、最近、お笑い界には想定外のカップルがゾクゾク誕生しているが…≫
陣内さん、紀香さんの結婚を目の当たりにすると、別にSFでもなんでもなくて、僕にだって起こりうるわけですよ。当然、毎回打席に立って、芸人の最後の逆転ホームランは、いつも狙ってます!
でも、例えば僕と
上戸彩ちゃんの交際が発覚なんてことになったら、僕の芸風で笑ってくれる人がすごく減るんじゃないかと思うんです。
「どうせブサイクっていっても、彼女が
上戸彩なんでしょ?」って思っちゃうでしょ。
それで、「どうしたらいいですかね」ってマネジャーに相談したら、「ロシア美女と熱愛」が一番しっくりくるんじゃないかって。それなら、僕のイメージにぴったりだっていう話になりました。そりゃ、最終的には、僕も美女と結婚して、大金星あげたいですよぉ
≪千葉県出身だが、お笑いの本場・大阪を目指して関西大学に、わざわざ進学。バンカラな寮生活を送りながら、
吉本興業の養成所NSCに通い、男2人のコンビ「足軽エンペラー」で頭角を現しはじめていた≫
養成所に通っているだけで、大学の友達が、「未来のダウンタウンがウチにいるぞ」なんて盛り上げてくれました。もっとも、行事があるたびに、大オチは僕に廻ってくるんで、毎回プレッシャーでしたね。それで、強い心、折れない心が得られたんだと思います。
「足軽エンペラー」は約3年で解散しました。相方が、本当にいい奴だったんですけど、僕は「よくここまでおもしろくなくできるな」とか、「お前のせいでだいぶ足踏みしてる」とか言って、散々追い詰めてしまったんです。
今考えれば、相方に「できてないんだよ」って指摘することで、自分は進んでるんだ、前を歩いてるんだって思いたかっただけだったんですよ。相方のミスを指摘して、自分は逃げてたんですよね。
そのころ、バラエティー番組の「ガチンコ!」に出演していて、オール巨人さんとご一緒させていただきました。「
南海キャンディーズ」になってからも、巨人さんは、「あのころから面白かったよ。お笑いを続けてくれてよかった」って言ってくださって、大きな励みになっています。
≪最近では、しずちゃんと離れてピンで仕事をする機会も増えてきた。空前のお笑いブームの中、どう生き残っていくのか≫
この前、鶴瓶師匠に「こんど1人でイベントするんですが不安なんです」って相談したら、「お客さんを楽しませるためにどうすればいいか、ギリギリまで、ひたすら悩み続けるだけでいい」って言ってくださった。あれだけの方でも、毎回そこまで考えている、それを聞いてずいぶん楽になりましたね。
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