クラシックロード

１２月１０日（日）に香港・シャティン競馬場で行われるキャセイパシフィック香港国際競走に選出されている日本馬のうち香港カップにディアデラノビア、香港マイルにダンスインザムードが新たに選出され、それぞれ招待を受諾した。
　また香港カップに選出されて回答を保留していたスウィフトカレントも招待を受諾している。

　なお、明日（２２日）に香港ジョッキークラブが香港国際競走への招待馬の広報発表を行うことになっている。


●香港カップ
　アドマイヤムーン
　スウィフトカレント
　ディアデラノビア

●香港マイル
　ダンスインザムード

●香港ファーズ
　アドマイヤメイン
　ソングオブウインド


メイショウサムソンとアドマイヤメイン



ヴィクトリアカップ優勝のダンスインザムード


香港カップ優勝のアグネスデジタル






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京都１１Ｒの第２３回マイルチャンピオンシップ（３歳上ＧＩ・芝１６００ｍ）は１番人気ダイワメジャーが優勝、自身３つめのＧＩタイトルを獲得した。勝ちタイム１分３２秒７。

レースを先導したのは１０番人気ステキシンスケクン。ダイワメジャーが２番手を追走し、３番人気ダンスインザムードは中団、２番人気コートマスターピースは後方からレースを進めた。ダイワメジャーは直線に入ったところで先頭に立ち、そのまま後続を引き離す体勢へ。ゴール直前で大外からダンスインザムードが迫ったものの、結局クビ差のリードを保ったままゴールした。３着には先団から伸びた８番人気シンボリグランが入線。コートマスターピースは直線で最内を突いて迫ったものの及ばず７着に敗れている。


マイルチャンピオンシップ全着順
1 ダイワメジャー 1:32.7
2 ダンスインザムード クビ
3 シンボリグラン 1.1/4
4 マイネルスケルツィ 1.1/4
5 キンシャサノキセキ クビ
6 プリサイスマシーン 1/2
7 コートマスターピース 1/2
8 ハットトリック 1/2
9 スーパーホーネット 1/2
10 カンファーベスト 3/4
11 テレグノシス アタマ
12 マルカシェンク クビ
13 デアリングハート 3/4
14 ステキシンスケクン 1/2
15 アグネスラズベリ 1/2
16 ニューベリー ハナ
17 ロジック クビ
18 キネティクス 5



マイルチャンピオンシップコメント
１着　１０番ダイワメジャー（安藤勝己騎手）
「強いレースをしてくれました。今日は特に行きっぷりがいい感じでした。動くのが早いというのはわかっていましたが、今日は外からダンスインザムードに来られても反応よく伸びてくれました。嬉しいです。今の状態は本当に良く、注文はありません。今なら距離が伸びてもこなせそうな気がします」

２着　７番ダンスインザムード（武豊騎手）
「惜しかったですね。勝ったと思ったのですが……。今日はすべてがうまくいきました。ダイワメジャーは強いですね。並んだらまた伸びましたから……。このあとは香港に行くようなので、有終の美を飾りたいですね」

３着　１６番シンボリグラン（柴山雄一騎手）
「今日はマイル戦ですが、よく頑張ってくれました。早めに外に出したのですが、他の馬も外に出したため結果的にロスしてしまいました。でも次につながるレースができました」

５着　１４番キンシャサノキセキ（秋山真一郎騎手）
「そんなに負けていません。この馬場では辛いのですが、パンパンの良馬場で瞬発力勝負ならこの馬は走りますよ」

６着　３番プリサイスマシーン（松岡正海騎手）
「ステキシンスケクンとダイワメジャーが接触して、内に行くしかありませんでした。最後は外に出したのですが……」

１２着　１５番マルカシェンク（福永祐一騎手）
「スタートでこの馬としては出ているんですが、他の馬が速すぎましたね。外枠で内に入れて行くこともできず、流れに乗れませんでした」

１３着　１８番デアリングハート（藤田伸二騎手）
「ゲートも速く出て、理想通りのレースができました。でもダンスが動いたときについていけなくて、置いて行かれる感じになりましたね」

１５着　アグネスラズベリ(角田晃一騎手)
　いい感じで進んで行ったが、やはりこの馬にはパンパンの馬場が良い。
１７着　４番ロジック（Ｃ．ルメール騎手）
「レースに集中していません。馬場がどうのこうのというより精神的な問題です」

マイルチャンピオンシップアラカルト
●天皇賞・秋、マイルCSを連勝
　天皇賞・秋を勝ち、このレースを制したのは87年のニッポーテイオー以来史上2頭目の快挙。他に両レースに勝った馬にはアグネスデジタル(00年マイルCS、01年天皇賞・秋)がいる。

●皐月賞馬の勝利
　96年ジェニュイン以来2頭目。クラシックホースでこのレースを勝ったのも2頭のみ。

●サンデーサイレンス産駒4連覇
　03年、04年デュランダル、05年ハットトリックに続く4連覇。96年ジェニュインも含め同レース6勝目。また、3年連続の産駒ワンツーフィニッシュとなった。

●勝ちタイム
　勝ちタイムの1分32秒7は、昨年の1分32秒1(ハットトリック)、00年の1分32秒6(アグネスデジタル)に続く3番目の好タイム。

●生産者
　生産者の社台ファームは、88年サッカーボーイ、96年ジェニュイン、99年エアジハード、03年、04年デュランダルに続く同レース5勝目。今年はヴィクトリアマイル(ダンスインザムード)、天皇賞・秋(ダイワメジャー)に続きGI・3勝目。

●関東馬が上位独占
　1着ダイワメジャー、2着ダンスインザムード、3着シンボリグラン、4着マイネルスケルツィ、5着キンシャサノキセキ、6着プリサイスマシーンまで関東馬で、掲示板を独占となった。

●馬体重
　勝ったダイワメジャーの馬体重526kgは、同レース歴代最重量。これまでは98年タイキシャトルの524kgが最高。

●ダンスインザムード
　01年社台ファームの同期生、ダイワメジャー(4月8日生まれ)とダンスインザムード(4月10日生まれ)は8戦してダイワメジャーの7勝。ダイワ→ダンスの1、2着は今年のマイラーズC(GII)、毎日王冠(GII)に続き3回目。










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１９日（日）京都競馬場で行われる第２３回マイルチャンピオンシップ（ＧＩ）に出走する１８頭の枠順が確定した。天皇賞馬ダイワメジャーは５枠１０番、昨年の覇者ハットトリックは４枠８番からのスタートとなる。この競走はあすから前日発売が行われる。

１枠　１番　コートマスターピース　牡６　５７　Ｌ．デットーリ
１枠　２番　スーパーホーネット　牡３　５６　幸英明
２枠　３番　プリサイスマシーン　牡７　５７　松岡正海
２枠　４番　ロジック　　　　　　牡３　５６　Ｃ．ルメール
３枠　５番　テレグノシス　　　　牡７　５７　蛯名正義
３枠　６番　カンファーベスト　　牡７　５７　江田照男
４枠　７番　ダンスインザムード　牝５　５５　武豊
４枠　８番　ハットトリック　　　牡５　５７　岩田康誠
５枠　９番　ステキシンスケクン　牡３　５６　小牧太
５枠１０番　ダイワメジャー　　　牡５　５７　安藤勝己
６枠１１番　マイネルスケルツィ　牡３　５６　柴田善臣
６枠１２番　ニューベリー　　　　牡８　５７　四位洋文
７枠１３番　キネティクス　　　　牡７　５７　池添謙一
７枠１４番　キンシャサノキセキ　牡３　５５　秋山真一郎
７枠１５番　マルカシェンク　　　牡３　５６　福永祐一
８枠１６番　シンボリグラン　　　牡４　５７　柴山雄一
８枠１７番　アグネスラズベリ　　牝５　５５　角田晃一
８枠１８番　デアリングハート　　牝４　５５　藤田伸二










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東京11Ｒの第57回毎日王冠（GII・芝1800ｍ）は3番人気ダイワメジャー（安藤勝己騎手）が制した。勝ちタイムはレコードに0.1秒差と迫る1分45秒5（良）。2着に2番人気ダンスインザムード、3着に9番人気ローエングリンが入った。

逃げたメジロマントルの2番手からレースを進めたダイワメジャー。楽な手応えから直線早々に先頭へ。残り200ｍ、外からダンスインザムードに交わされ、一旦前に出られたが、馬体を併せた追い比べからゴール前差し返し、クビ差競り勝った。4～5番手から直線早めに進出したダンスインザムードは2着に惜敗。2頭から1馬身1/4差の3着争いは4頭が横並びに飛び込む激戦となり、写真判定の結果、ハナ差でローエングリンが制した。4着に6番人気マルカシェンク、さらにハナ差で5着に4番人気カンパニー。1番人気アサクサデンエンは好位追走から直線伸び切れず13着に大敗した。

■毎日王冠全着順
1 ダイワメジャー 1:45.5
2 ダンスインザムード クビ
3 ローエングリン 1.1/4
4 マルカシェンク ハナ
5 カンパニー ハナ
6 テレグノシス ハナ
7 グレイトジャーニー クビ
8 オースミグラスワン クビ
9 サクラメガワンダー 1/2
10 サイドワインダー 1/2
11 メジロマントル 1.1/4
12 ハットトリック 3/4
13 アサクサデンエン ハナ
14 クラフトワーク クビ
15 ダイワバンディット ハナ
16 ロジック 1.1/4

■レース後のコメント
1着　ダイワメジャー（安藤騎手）
「自分のペースでスムースな競馬が出来ました。今日は自分から動こうと思ってましたが、ダンスインザムードが来てようやく動いてくれました。ハッキリした適性距離はまだよくわかりませんが、ノドが鳴っている感じはなかったです」

2着　ダンスインザムード（北村騎手）
「馬は落ち着いていましたし、前に壁がなくてもリラックスして走っていました。追い出したときにぶつけられて反応してしまい、着差が僅かだっただけにそこが残念でした」

3着　ローエングリン（田中勝騎手）
「3コーナーでハミを取ってしまって…。それがなければという内容でしたよ」

4着　マルカシェンク（柴田善騎手）
「この馬は走る。能力を感じるよ」

5着　カンパニー（福永騎手）
「休み明けは走らないし、ちょっとモタついていました。次の天皇賞は楽しみですよ」

6着　テレグノシス（大野騎手）
「余計なところで脚を使わないようにと言われていました。外へ出してもなかなか反応してくれませんでしたが、残り100ｍでようやくガツンと反応してくれました」

13着　アサクサデンエン（藤田騎手）
「絶好の位置で前が空けばという競馬でしたが、前が空いてもまったくギアが入りませんでした。道中の手応えもよかったんですけどね。ここを1回使ってガラッと変わって欲しいと思います」

16着　ロジック（武豊騎手）
「位置取りは良かったし、春より馬の雰囲気も良かったと思うのですが、厳しかったですね」

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ナムラマース / 牡
　06年9月9日（土）コスモス賞 札幌芝1800m、3番人気1着、1分48秒4。父チーフベアハート、母ビストロドゥパリ。栗東・福島信晴厩舎。逃げたウィンレターをインパーフェクトとミスティックベルがガッチリマークし、前半のペースは速め。その直後の4番手の内からの追走となった。3コーナー過ぎで前が仕掛けたところでも、楽な手応えで自身もペースアップ。直線入り口でインパーフェクトに並びかけると素晴らしい末脚を繰り出し、一気に突き抜けた。従来のレコードを1秒1も更新する破格の時計をマーク。時計もさることながら、好メンバーが揃った一戦で圧巻の内容だった。札幌芝1800mでの強さは本物。あとは他場で同じ走りができれば。


フサイチオフトラ / 牡
　06年9月10日（日）2歳新馬 札幌芝1800m、2番人気1着、1分53秒0。父ブラックホーク、母ダンシングサンデー。栗東・大久保龍志厩舎。最内枠から好スタートを切って、サッと前へ。すんなりハナを奪うことができた。2コーナー過ぎで一気にペースダウン。前半1000mが66秒1という超スローペースとなった。前半が遅かった分、3～4コーナーのところで早くも前3、4頭が横一列。完全なヨーイドンの上がりの競馬となった。そんな中、ラチ沿いをピッタリ回った本馬が決め手も一枚上。上がり34秒3の末脚で3馬身抜けた。全体の時計が遅いのは仕方ないが、ラストの反応と伸び脚は素晴らしかった。母はダンスインザムードの全姉という良血馬。素質を感じさせる。


ニシノプライド / 牡
　06年9月9日（土）2歳未勝利 札幌芝1500m、1番人気1着、1分30秒7。父セイウンスカイ、母ブランドアート。栗東・宮本博厩舎。前走からマイナス12キロで馬体が絞れる。スタートは普通で、内のマスターカフェの方が出が速かった。しかし、スピードの違いで同馬を制し、2コーナーで先手を奪うことができた。その後はマイペース。他馬のジョッキーの手が動く4コーナーでも余裕の構え。直線はラチ沿いを快走し、2着に3馬身半の差をつけて快勝した。前走はオーソリティバイオに差されて2着だったが、今回は順当勝ちだろう。半姉に今年の忘れな草賞を勝ったニシノフジムスメ。距離短縮で勝ったが、マイル前後より中距離の方がいい雰囲気。


ローズオットー / 牝
　06年9月9日（土）2歳未勝利 中山芝1600m、2番人気1着、1分34秒6。父ダンスインザダーク、母エリザベスローズ。美浦・萩原清厩舎。前走から距離短縮だったが、スピードの違いでハナへ。前半の半マイル通過が35秒4。2歳の未勝利戦にしてはいいペースで流れた。そこからちょうど1秒ほどペースダウン。残り600mからペースアップし、最後の直線へ。直線は独壇場。ムチを使わず馬ナリのまま後続をグンと突き放し、2着に4馬身差をつけてゴールした。半兄に00年の弥生賞を勝ったフサイチゼノン、リミットレスビッドなど、兄弟には活躍馬が多数。今後はタメを利かせたレースができるかどうかが課題となりそうだが、持っている素質は高い。


ヴァルプリス / 牡
　06年9月10日（日）2歳新馬 中京芝1800m、1番人気1着、1分49秒6。父アグネスタキオン、母ヴァルールーズ。栗東・池江泰寿厩舎。スタートはあまり良くなかったが、4枠だったので積極的な競馬。押して押して前に行き、好位を取りに行った。2コーナーを過ぎて内の2番手。向正面で外から2頭ほど来たが、無理せず内で折り合って追走した。4コーナーで周りが仕掛けて上がっていくところをグッと我慢。直線に入ったところで満を持して追い出した。ラチ沿いの最内を捌き、外から来たオオアタリとの追い比べを制した。終始経済コースを通った理想的な競馬。アグネスタキオン産駒らしい、仕上がりの早さとレースセンス良さが光った一戦。





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平成１６年桜花賞と１８年ヴィクトリアマイルのＧＩ２勝牝馬ダンスインザムード（美・藤沢和、牝５）が、引退後にドイツに渡って、同国の人気種牡馬モンズン（１６歳、父ケーニッヒスシュトゥル）と交配される予定があることが分かった。モンズンは現役時代、独ダービーやバーデン大賞で、のちにジャパンＣを優勝するランドと好勝負を繰り広げる（ともに２着）など、通算２３戦１２勝と活躍。ＧＩはヨーロッパ賞（２回）とアラルポカルの３勝がある。また、ディープインパクトの母ウインドインハーヘアが勝った９５年のアラルポカルでは５着だった。種牡馬としては、独ダービー馬であり、ドイツ産馬として初めてブリーダーズＣ（０５年ターフ）を制したシロッコを出したことで知られる。

日本馬が繁殖生活でドイツに行くことは極めて珍しい例で、昨今の活躍が目立つドイツ馬との交配は大きな注目を集めることになりそうだ。また、ダンスインザムードの全姉で、現在は米国で繁殖生活を送っているダンスパートナー（牝１４）にも、同じくドイツに渡ってモンズンと配合するプランがある。

◆吉田照哉・社台ファーム代表
「最近のドイツ馬が強いのは、モンズンの影響が大きいと思います。モンズンはドイツのサンデーサイレンスのような存在ですし、その血が入ればダンスインザムードの子も２４００メートルをこなせるようになるでしょう。ダンスインザムードの初子がドイツ産馬になるというのも、夢があっていいですね」

ソース

そーですか・・。って感じですね
まあ最近たしかにブリーダーズカップターフの「シロッコ」はモンズンですが。

＞モンズンはドイツのサンデーサイレンスのような存在ですし
これは言いすぎ！！

まあ照哉さん好きにしてよ

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