先週15日、4歳上の俳優・
高岡蒼甫と入籍。ファンをアッと言わせた。昨年7月、宮崎の世田谷区内の高級マンションで、同棲している様子を写真誌に撮られたあと、2人は別れたといわれていたからだ。
「あおいさんの両親も結婚が早く、あおいさんは父・誠さんが24歳、母・洋子さんが21歳の頃の子ども。早婚の家系かもしれませんね」(芸能ライター)
宮崎自身、早婚願望が強かった。2年前に出版したフォトエッセー「祈り」(ネコ・パブリッシング)では、「『早く結婚したいな』と思っていた」と語り、「結婚願望はあるし、子どもも欲しいし、『家族』というものに対しての憧れは強い」と強調していた。
宮崎あおいは現在、妊娠はしていないそうだが、早婚の夢はかなったわけだ。
1985年、東京都生まれ。家族は両親、兄、妹の5人で、3歳上の兄・将も俳優。映画「EUREKA(ユリイカ)」「初恋」で、兄妹共演している。
「『EUREKA』では兄妹役を演じました。この作品は2000年、第53回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞などを受賞し、あおいさんの出世作になりました」(芸能ライター=前出)
子役出身。4歳のとき、両親が「思い出づくりに」とモデル事務所に入れた。小さい頃はエキストラ程度の仕事が多かったが、中学時代は人気少女雑誌「
ピチレモン」(学研)のモデルを務めた。
映画デビューは99年公開の「あの、夏の日 とんでろじいちゃん」。大林宣彦監督作品だ。肺病を患う美少女を演じ、フル
ヌードで熱演した。
「主人公の老人の幻想的な回想シーンで、初恋相手として登場します。もちろん、
バストトップなどは映っていません。それでも、ファンには衝撃的です」(雑誌記者)
演じることは“生活の一部”という感覚で、10代の頃は「将来は洋服のデザイナーになるのが目標」と語っていた。私立・明星学園中学(東京・三鷹市)卒業後、服飾の専門学校に進学。学校で学んだことを生かし、02年公開の映画「パコダテ人」の衣装の製作に関わったこともある。
しかし、仕事が忙しくなり1年で中退。通信制の高校に通い始めた。2年前、舞台「星の王子さま」を再演した頃から、仕事にも自覚が出てきて、今では「
女優をやっていてよかったと心から思う」そうだ。
それからは、フル回転で仕事をドンドンこなしている。06年は6本の映画が公開され、そのほとんどが主演だった。
同年4月からは、NHK朝の連続テレビ小説「純情きらり」に主演し、平均視聴率19.4%と、近年の朝ドラでは高視聴率を取った。
「現在は、資生堂、オリンパスなど8社のCMに出演し、“新CMの女王”か、ともいわれている。ギャラも去年あたりから跳ね上がり、1本推定4000万円だそうです」(雑誌記者=前出)
来年1月スタートのNHK大河ドラマ「
篤姫」の主演も決まっている。22歳での主演は、大河史上最年少。仕事がノリにノッている宮崎、結婚も吉と出るか――。
ソース:
ネタリカ