■オーソリティバイオ / 牡
06年8月20日(日)2歳新馬 札幌芝1800m、5番人気1着、1分49秒9。父
フレンチデピュティ、母オーベルゲイド。栗東・領家政蔵厩舎。スタート直後から抜群の行きっぷり。掛かりそうな勢いだったが、ジョッキーは手綱を抑え、2番手で競馬を進めた。2コーナーを回り終えてからはスムーズ。前半62秒8のスローペースだったがキッチリ折り合った。逃げたニシノプライドをピッタリマークしながらも、前半が緩いペースのため相手もしぶとい。一瞬、逃げ切りを許しそうになったが、末脚発揮。ズバッと1馬身半抜けた。50秒台を切った勝ち時計はマズマズ。半兄に05年のすみれS2着のグッドネイバー。兄同様に芝の中距離路線での活躍が期待される。
■タキオンプリンセス / 牝
06年8月20日(日)2歳新馬 小倉芝1800m、2番人気1着、1分51秒0。父
アグネスタキオン、母ページワン。栗東・服部利之厩舎。大外枠からスッと先行。行き脚良く、すぐに先団に取り付く。道中は終始外目を追走。2番手集団の外側に位置し、残り600m過ぎがら徐々に押し上げた。前にいた1番人気のヴィヴァルディをガッチリマークしながら最後の直線へ。手応えは十分。ラスト3ハロンが11秒8-11秒6-11秒8の流れで、完全に両馬による上がり勝負で一騎打ちとなった。互いに馬場の4分どころに持ち出し、ビッシリ併せ馬。最後は上がり3ハロン35秒1を繰り出したタキオンプリンセスが決め手で上回り、1馬身4分の1抜けた。
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ナムラマース / 牡
06年8月19日(土)2歳未勝利 札幌芝1800m、2番人気1着、1分50秒3。父
チーフベアハート、母ビストロドゥパリ。栗東・福島信晴厩舎。この時期ですでに4戦使い、3回連続2着。いずれも芝1200mで、今回は一気に距離を伸ばしてきた。スタートはややアオリ気味だったが、すぐに2番手をキープ。おっつけて先行していた前走までに比べて格段にスムーズで、なおかつペースに戸惑うことなくキッチリ折り合うことができた。3~4コーナーの残り400m付近で早くも逃げ馬を交わして先頭に。直線に入ってからは完全に独走。メンバー中最速上がり(35秒1)で後続を楽々突き放し、5馬身差の圧勝を飾った。距離延長が大正解で、惜敗続きにピリオド。
■セレスマン / 牡
06年8月19日(土)2歳新馬 新潟ダ1200m、1番人気1着、1分14秒0。父Capote、母Seemslikearocket。美浦・和田正道厩舎。抜群のスタートとスピードの違いでいきなり先頭に立つも、前半はハナにはこだわらない構え。内から来たグランエクレールにアッサリ先頭を譲り、馬ナリのまま2番手で追走した。後続から厳しいプレッシャーはなく、4コーナーを回ってそのまま直線へ。追い出されてからの伸び脚は上々。残り200m付近で先頭に立ち、最後は3馬身半抜けたところでゴールした。時計は平凡だったが、余裕あるレースっぷりで全くの完勝。まだまだ時計は詰まりそう。父は仕上がり早の血統で、マイル以下ならば芝もこなせる。
■ガルヴァニック / 牡
06年8月19日(土)2歳新馬 札幌芝1200m、1番人気1着、1分10秒7。父
アグネスタキオン、母ゲイアティーガール。栗東・山本正司厩舎。スタートが悪かったうえ二の脚もあまり速くなかったので、前半は置かれてしまった。それでも慌てずにラチ沿いを追走。7番手あたりから徐々に押し上げ、内の5番手で最後の直線へ。前が壁になっているところを一旦外に持ち出され、前が開くとグンと加速。先行馬をキッチリ捕らえ、キャッスルトンの外からの強襲も4分の3馬身封じた。半姉に芝の短距離で準OPクラスまで行ったポンデローザがおり、本馬も鋭い瞬発力が印象的。しかし、気性がのんびりしているようなので、テンにあまり急がせない競馬の方がよさそう
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