オースミダイドウ / 牡
06年9月17日(日)野路菊S 中京芝1800m、1番人気1着、1分49秒3。父スペシャルウィーク、母ストームティグレス。栗東・中尾正厩舎。6月の京都の開幕週を勝ち上がって以来の3カ月ぶりの競馬で、馬体重プラス12キロ。内枠から好スタートを切り、サッと先手を奪いレースを引っ張る。前走芝1200mからの距離延長だったが、やはり折り合いは問題なく、道中はスムーズだった。前半1000mは62秒7のスローペース。4コーナーを回るまでは、おいでおいでと余裕の構え。直線に入ると一気に後続を突き放し、2着に2馬身差をつけて完勝した。デビュー戦に続き、期待に違わぬスケールの大きさをここでも披露。まだ良化の余地を残しており、G1戦線でも楽しみ。
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メジロアダーラ / 牝
06年9月16日(土)カンナS 中山芝1200m、3番人気1着、1分9秒0。父
フレンチデピュティ、母メジロダーリング。美浦・大久保洋吉厩舎。最内枠からのスタートで出遅れ。いきなりピンチだったが、二の脚を利かせてハナを奪った。競りかけてくる馬はおらず、単騎に逃げの形に持ち込んで最後の直線へ。前半3ハロンは33秒1とかなりのハイペース。最後の上がりは時計を要したが、強力な差し馬はおらず、なんとか押し切った。直線でフラつき、内から捌こうとしたトップコメットの進路を狭めてしまうなど、行儀の悪さを見せたが、持ち前のスピードは活かしきった。距離は1200m以下がベスト。ただし、今後は強い同系馬との兼ね合いがカギ。
エイシンイチモンジ / 牡
06年9月17日(日)2歳新馬 中京芝2000m、2番人気1着、2分5秒3。父
マンハッタンカフェ、母アラデヤ。栗東・坂口正則厩舎。内から好スタート。しかし、物見をしたり、やや行きたがるそぶり見せていたので、ジョッキーは抑えて内の3番手からレースを進めた。前半1000mは64秒2の超スローペース。3~4コーナーの中間で1番人気のオウケンタフバナナが外からマクリ気味に進出したところで先団もピッチが上がったが、本馬は内でジッと動かず我慢。これが好判断。直線入り口で前が壁になったが、ラチと馬群の狭い間を豪快に割って突き抜けた。半兄は今年のNZTを勝った
マイネルスケルツィ。まだ、幼い面が残るが、素質は感じさせる。
バブルウイズアラン / 牡
06年9月18日(月)2歳新馬 札幌芝1200m、4番人気1着、1分10秒6。父
バブルガムフェロー、母ファイブエイワン。栗東・南井克巳厩舎。スタートはマズマズ。無理にハナを奪いに行かず、自然と先行。内に1番人気のマザーズウィッシュを見ながら2番手で追走した。前半3ハロンは35秒9。スローペースだったこともあり、手応えよく直線に入り、追い出されるとスッと反応。大きなフットワークを繰り出して鮮やかに抜けた。楽な競馬だったが、レースセンスが良く、安定した走りが印象的。トビが大きく、血統的にももっと長い距離でも大丈夫だろう。また、パワーと時計を要する洋芝が合っているような雰囲気。
ブラックシャンツェ / 牡
06年9月16日(土)2歳新馬 札幌ダ1000m、3番人気1着、1分1秒1。父
ブラックタキシード、母シノギトップ。栗東・長浜博之厩舎。わずか4頭立ての一戦。スタートでダッシュがつかず、いきなり残り3頭に置かれてしまう。前の馬との差は最大時で5馬身以上。1000mの競馬では絶望的な差と思われたが、おっつけて上がっていき、エンジンがかかると3~4コーナーで一気に差が縮まった。直線に入っても脚色は衰えず、ジワジワ差を詰めて、最後は1馬身1/4抜けた。攻め不足の影響か、まだ馬体に余裕があるようで、今回は地力だけで勝ったような感じ。あまり急がせない距離の方がよさそうで、レースを重ねればどんどん違った面が出てくるはず
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