地時間29日、ドバイ・ナドアルシバ競馬場で行われた
ドバイワールドC(北半球産4歳上・南半球産3歳上、首G1・ダート2000m、1着賞金360万米ドル)は、R.アルバラード騎手騎乗のカーリン Curlin(牡4、米・S,アスムッセン厩舎)が、好位3番手追走から早めに先頭に立つと、後続を一気に突き放し、アジアティックボーイ Asiatic Boy(南ア)に7.3/4馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは2分00秒15(良)。さらに1/4馬身差の3着にウェルアームド Well Armed(米)が入った。
日本の
ヴァーミリアンは好スタートも徐々に後退。直線に入っても伸びを欠き、勝ち馬から約39.1/2馬身差の最下位12着に敗れた。
勝ったカーリンは、父Smart Strike、母Sherriff's Deputy(その父Deputy Minister)という血統の米国産馬。昨年2月のデビューから、レベルS(米G3)、アーカンソーダービー(米G2)と3連勝。ケンタッキーダービー(米G1)は3着に敗れたが、その後プリークネスS(米G1)、ジョッキークラブゴールドC(米G1)、BCクラシック(米G1)を制覇。07年米年度代表馬に輝いた。今年に入り、2月28日の前走・ジャガートロフィー(ナドアルシバ・ダート2000m)を楽勝してここに臨んでいた。通算成績11戦8勝(重賞6勝)。
http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=27232&category=C<石坂正調教師のコメント>
「馬は追い切りの時よりも息の入りがきつかったようだ。能力とは思いたくないが、惨敗でしたね。馬もレース後は普通の状態でした」
<
武豊騎手のコメント>
「良いスタートを切れたが、途中からついていけなくなった。状態も悪くないのに、何が起こったのか分からない。ちょっと落ち着き過ぎかと思っていたが、状態が良かっただけに、まさかの結果です。このレースに向けて万全できたのに理解しにくい。でも、本当にスタッフはよくやってくれたので、結果だけを見て簡単には述べられません。ベストは尽くしましたが、期待が大きかっただけに残念です。こういう馬ならと思っていたのに…。こんな
ヴァーミリアンは初めてです。またチャンスがあればトライしたい」
http://keiba.radionikkei.jp/news/20080329K52.html ドバイワールドC、全着順
01 カーリン Curlin 2:00.15
02 アジアティックボーイ Asiatic Boy 7.3/4
03 ウェルアームド Well Armed 1/4
04 エーピーアロー A.P.Arrow 3/4
05 グレートハンター Great Hunter 1
06 ラッキーファインド Lucky Find 1/2
07 ジャリル Jalil 5.1/4
08 グロリアデカンペオン Gloria de Campeao 1
09 プレミアムタップ Premium Tap 12
10 スワイイード Sway Yed 4.1/2
11 コキャブ Kocab 2
12
ヴァーミリアン 4.1/2
ハッピーボーイ Happy Boy 取消
http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=27233&category=C 動画見つけた。英語やけど