東京11Rの
ジャパンカップダートGI(ダート2100m)は、7番人気
アロンダイト(後藤浩輝騎手)が優勝。勝ちタイムは2分08秒5。
ジャパンカップダート全着順
1
アロンダイト 2:08.5
2
シーキングザダイヤ 1.1/4
3
フィールドルージュ 1.1/4
4 ヴァーミリアン 3/4
5 サンライズバッカス クビ
6 ドンクール 1.1/4
7 オースミヘネシー 1/2
8 ハードクリスタル クビ
9 ブルーコンコルド ハナ
10 ピットファイター 3/4
11 ジンクライシス 1.1/4
12 メイショウバトラー 1.1/4
13 フサイチリシャール 1.1/2
14 アルファフォーレス 大差
15 マイソールサウンド 大差
■各馬のコメント
1着
アロンダイト(後藤浩輝騎手)
「すばらしい馬ですね。僕自身、JCDに初めて出るときにレース前に落馬して出場できず、馬場の外で泣いていました。去年はこの時期骨折して悔しい想いをしていたんですが、今日は勝てた喜びで泣けますね。外国馬がいないのは残念でしたが、スタッフから自信を持って渡されたので、僕自身も自信を持って乗りました。この馬といろんな競馬をしてきましたから、ハナに行くことも、最後方から行くことも考えていました。ちょうど豊さんの馬が目の前にいましたし、有力馬が見える範囲にいてくれたので、くっついていく競馬ができました。まだ年齢も若いので、さらに上が期待できますね」
(石坂正調教師)
「気性的にも脚元も弱くて随分苦労した馬なんですが、担当の厩務員が本当によくやってくれました。どこまで力があるのかわからなかったんですが、ここまで通用するとは正直思わなかったですね。思った以上によくやってくれました。位置取り、コース取りもうまくいってましたね。ジョッキーがうまく乗ってくれました。ここまで非常にうまくいってますが、一番大きいレースを勝ったので、次のことは答えられませんね」
2着
シーキングザダイヤ(武豊騎手)
「惜しかった。いい競馬は出来たし、力は出せたと思います。逃げ馬が内を開けてまわってきたから勝ち馬は抜けられたけど、あれがなければ勝っていたと思います」
3着
フィールドルージュ(吉田豊騎手)
「外枠が嫌だと思っていましたが、うまく馬群の中に入れられて折り合いもつきました。よく頑張ってくれましたが、内枠だったらもう少しやれたと思います」
4着 ヴァーミリアン(C・ルメール騎手)
「『スタミナを生かす競馬をして欲しい』と言われていて、その点ではうまく競馬ができたと思います。ただ最後は同じ脚色になってしまったし、少しゴチャついたのが痛かったですね」
5着 サンライズバッカス(安藤勝己騎手)
「スタートがよくなかったので、後ろからになってしまいました。それでもとりついてどこでも抜けられると思っていたんですが、いざ開いたところへ入っていったら嫌がっていましたね。気性の難しいところがあるようで、自分でまだ掴みきれていませんでした」
9着 ブルーコンコルド(幸英明騎手)
「この馬にしては折り合いもついていたし、本当にいい感じだったのですが、直線前が開かず力を出せませんでした」
10着 ピットファイター(L・デットーリ騎手)
「レース前半の感触はよかったが、残り400mで手応えがなくなった。休み明けの影響かな。一度使っていれば違った結果になっていたと思う。能力はある」
11着 ジンクライシス(五十嵐冬樹騎手)
「苦手な輸送がありながら、頑張ってくれています」
12着 メイショウバトラー(佐藤哲三騎手)
「本当は3番手くらいに控えて行きたかったのですが、誰も行かないので行きました。いいペースで運べましたが、この距離で瞬発力比べになると厳しいですね」
13着 フサイチリシャール(内田博幸騎手)
「ダートはまったく問題ありませんが、ダートなら1600mくらいの方が合っていると思います」
ジャパンカップダート アラカルト
●3歳馬の勝利
01年クロフネ、05年カネヒキリに続く2年連続3頭目。
●重賞初挑戦
アロンダイトは今回が重賞初出走。重賞未勝利馬が勝ったのはこのレースを勝ったのは初めて。
●後藤騎手と好相性
後藤浩輝騎手は
アロンダイトに騎乗して5戦5勝。全ての勝利を後藤騎手で挙げている。
●馬体重
勝った
アロンダイトの馬体重546kgは、同レース勝ち馬の歴代最重量。これまでは03年フリートストリートダンサーの526kgが最高。GIの最高記録は95年スプリンターズS(ヒシアケボノ)の560kg。
●エルコンドルパサー産駒
今年の菊花賞(GI)を勝ったソングオブウインドに続き、2頭目のGI勝ち馬。他にヴァーミリアンがダイオライト記念(交流GII)などに勝利。エルコンドルパサーは02年に死亡しており、最後の世代となる現3歳世代から2頭目のGI馬となった。
●生産者
生産者のノーザンファームは05年カネヒキリに続く2年連続の2勝目。今年は年はフェブラリーS(カネヒキリ)、高松宮記念(オレハマッテルゼ)、天皇賞・春(
ディープインパクト)、宝塚記念(
ディープインパクト)、エリザベス女王杯(フサイチパンドラ)に続き、GIは5頭で6勝目。JRAのダートGI・2レースをいずれも制した。
●馬主
馬主のキャロットファームは、05年オークス(シーザリオ)、05年マイルCS(ハットトリック)に続く3頭目のJRA・GI勝ち。
●シーキングまた2着
シーキングザダイヤはこのレース2年連続2着で、通算9回目のGI・2着。これまでのGI・2着は以下の8レース。05年川崎記念、05年フェブラリーS、05年南部杯、05年ジャパンCダート、05年東京大賞典、06年川崎記念、06年フェブラリーS、06年JBCクラシック。
ディープインパクトペリエデザインの帽子です。インタビュー等で有名ですね。
楽勝でいきたいね。
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