街を行き交う若い女たちのファッションはすっかり夏モード。ところが、せっかく
ミニスカやショーパン(
ショートパンツ)をはいているのに、わざわざブーツやスパッツを組み合わせている女が目立つ。あの暑っ苦しい格好は、一体全体何なんだ!?
●足首隠してモモ隠さず?
「今年は、10~20代の女性の間で超ミニの
パンツや
ミニスカートに、エンジニアブーツやアーミーブーツを組み合わせるファッションが流行しています」
こう言うのは、服飾評論家の谷口睦氏だ。太股もあらわな
ショートパンツやスカートは開放的で喜ばしい限りだが、足元のゴッツいブーツは見るからに暑苦しい。
「彼女たちは、涼しげな
ショートパンツや
ミニスカートと暑苦しいブーツをわざと組み合わせ、そのギャップを見せるのがオシャレ、という発想なのです。また、ブーツは足首の太さを隠せるという利点もあります」(谷口氏)
最近は薄地の“夏用ブーツ”も売り出されているが、それでも普通の靴と比べれば、はるかに暑いし蒸れやすい。そこで彼女たちは、ブーツの内側に水虫防止シートを入れたり、抗菌スプレーをシューしているとか。
流行とはいえ、そこまでブーツにこだわるか? 男には理解できないゾ。
●ショーパンの下にスパッツを重ね着\r
ブーツの場合、太股を露出しているだけまだマシ。許せないのは、
ショートパンツや
ミニスカートの下にスパッツを重ね着しているヤツ。
「数年前までは、
ミニスカートにハイソックスという組み合わせが流行。やがて短いソックスがはやり始めて脚の露出が増してきたと思ったら、今度はスパッツで脚を覆う人が増え始めました。スパッツの色はたいてい黒。黒いスパッツは脚が引き締まって見えるので、もともと脚が細い人も、そのスタイルのよさを強調できるのです」(谷口氏)
スタイルに自信があるなら、スパッツなんかはかずにナマ脚で堂々と勝負しろ!
●妊婦服のような“ミニワンピ”の中は
ノーブラ!?
今年に入って、胸の辺りで絞った形の、妊婦服のような
ワンピースが流行している。ゆるゆるで、だらしない格好に見えるがなぜブームなのか。
「これは、“ミニワンピ”とか“キャミワンピ”と呼ばれるもので、60~70年代にリカちゃん人形やバービー人形にも着せられていたもの。そのファッションが最近のレトロブームで若者に注目され、“ゆるカワイイ”という理由で一気に広まりました」(谷口氏)
胸の下で絞る形なので、自然と胸の大きさが強調される。同時に、太鼓腹も目立ってるゾ。
「実は今年、
ヌーブラ素材のニップレスが大ヒット商品になっています。ブラで“寄せて上げる”時代は終わり、胸を締め付けずに大きさを強調するのが最新の流行。これがミニワンピの流行と組み合わさって、
ノーブラでミニワンピを着ている女性が増えています」(谷口氏)
ノーブラなら許してヤルか!?
ソース;
ライブドア