ロンシャン (Longchamp)競馬場で10月1日に開催される
凱旋門賞 (Prix de l'arc de Tromphe)の主催者は、事実上昨年のチャンピオン、
ハリケーンラン (Hurricane Run)号と日本の三冠馬
ディープインパクト (Deep Impact)号との一騎打ちになるだろうと、早くも熱狂している。
歴代の優勝馬は、84回の全てにおいてヨーロッパ諸国が獲得してきた(フランス61回、イギリス11回、イタリア6回、アイルランド5回、ドイツ1回)。しかし、ルイ・
ロマネ (Louis Romanet)フランスギャロ事務総長は、この歴史もそろそろ更新されるかもしれないと語った。
記者会見で
ロマネ 氏は以下のように述べた。「ヨーロッパ競馬の“F1”レースともいえるこの競走で過去に6頭が達成した2連覇を狙う
ハリケーンラン 号と、ヨーロッパ圏外の競走馬としては初の優勝を狙う日本の最強馬
ディープインパクト 号の一騎打ちになれば実に素晴らしいことです。日本側からは150人ものジャーナリストが取材許可申請しており、驚くべき程の関心が寄せられています。
ディープインパクト 号は、日本で2回出走すれば、
凱旋門賞 と同額の賞金を稼げるのにも関わらず、既にこちらに輸送されています。我々は同馬関係者のこのスポーツマンシップを賞賛します。
ディープインパクト 号は、
ハリケーンラン 号の倍の賞金を稼いでいることが、欧州と日本の賞金額の比較を示していると言えるでしょう」。
ディープインパクト 号の関係者は、8月16日から同馬をシャンティイ(Chantilly)のカルロス・ラフォン‐パリアス(Carlos Laffon-Parias)調教師に預けているが、
ロンシャン での本番レース以前には同馬を出走させないことに決めた。
ロマネ 氏は以下ように付言した。「関係者は、同馬を
ロンシャン 競馬場に慣らすために、別の競馬場の難しい馬場で厳しい競争相手と戦わせるのではなく、シャンティイの馬場で調教することを選択したのです」。
総額で200万ユーロ(2億8千万円)が費やされ、優勝馬には110万ユーロ(1億5千万円)の賞金が交付される
凱旋門賞 に、
ロマネ 氏は多数の日本人客が訪れて観戦するだろうと期待しているが、やはりイギリスからの観戦客が最も多いだろうと考えている。
ロマネ 氏は以下のように語った。「我々は、ロンドンのウォータールー(Waterloo)駅に、
凱旋門賞 の巨大ポスターを貼りだしています。去年と一昨年の開催では55,000人の観客が入りましたが、内15,000~22,000人がイギリス人でした。イギリスからは毎年、イギリスのファンを楽しませる為に衛兵も派遣されています
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