映画にドラマに活躍中の女優、
佐藤江梨子(25)が新小説誌『Feel Love』(祥伝社)で発表した小説の中身が意味シンだ。
「トロワ」と題されたその恋愛小説は、作家の
唯川恵氏、
石田衣良氏に加え
サトエリの3人がリレー形式で執筆。唯川さんが40代のエステ経営者、石田氏が30代の青年作詞家、そして
サトエリが24歳の売れない歌手の視点でつづるというユニークな構成だ。
作品には、主人公の女性が遊び人のミュージシャンと、≪週刊誌に一緒にいるところを写真に撮られて≫など、元カレの歌舞伎役者、
市川海老蔵(29)をほうふつさせる場面もある。
読み進むと-。
≪彼は、彼女の若い肉体だけが目的だったのかもしれない≫
≪『お前が誰かに言ったんだろ。有名になりたいからって、俺を使うなっ』と詰(なじ)られすてられた≫
リアリティー満点なのだ。
祥伝社の広報部は、「すべて佐藤さんがお決めになった。
海老蔵さんのことが含まれているかもしれませんし、過去の体験が元になっているかもしれませんし…はっきりしたことはわかりませんが、自由に書いていただいています」と話す。
もともと石田、唯川両氏が執筆する予定だったリレー小説に、後から
サトエリが加わったという。「チャレンジ精神を持っている佐藤さんが、プロの作家2人と絡んだ方がおもしろい」(担当編集者)と考えた。
ところで、
海老蔵といえば交際やデートが発覚した
米倉涼子(31)と
高岡早紀(34)の旧恋敵同士が、TBS系ドラマ「肩ごしの恋人」で共演中だ。奇遇なことに、こちらのドラマの原作は唯川氏による同名小説。2001年の直木賞受賞作だ。
銀行勤務の傍ら84年に作家活動を始めた唯川氏は若い女性から“恋愛の教祖”として支持を集めている。
「唯川さんは、米倉さんと雑誌の対談を通じて顔なじみ。ドラマも意気投合していました」(番組関係者)
売れっ子恋愛小説家の唯川氏を架け橋に、なぜか
海老蔵に縁のある女性3人が接近遭遇。まさか、“剣より強いペンの逆襲”を密談したわけでもなかろうが、
海老蔵は、今月13日に風呂場で転倒して右足裏を15針も縫うケガ。休演中だった大阪松竹座「七月大歌舞伎」の降板が決まった
ソース:インフォシーク