中山11Rのスプリングステークス(GII・芝1800m)は、6番人気スマイルジャック(小牧太騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分48秒9。クビ差の2着に11番人気フローテーションが、1馬身1/2差の3着に1番人気ショウナンアルバがそれぞれ入線。
スマイルジャックは美浦・小桧山悟厩舎の3歳牡馬で、父タニノギムレット、母シーセモア(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は7戦2勝となった。
レース後のコメント
1着 スマイルジャック 小牧太騎手
「前回と違って追ってからの反応が良かったですね。厩舎の皆さんの仕上げのおかげです。ハミがかりの良い馬で前回ソロっと乗ってもかかったんですが、前残りの傾向があったので喧嘩せずに前目で競馬をしようと思っていました。まだ若くて前半かかったり、フラフラ物見をしたりと未完成の点が数多くありますが、その段階でこの競馬ですから能力のある馬です」
小桧山悟調教師
「本当は今日の体重、今日の仕上がりは皐月賞の為にとっておきたかったんです。この後一旦ゆるめてどこまで回復させるかが鍵ですね。もっと早く皐月賞出走の権利をとっておきたかったですね。器的には今までで一番の評価をしていましたので、一つ峠を越えてほっとしていますが、まだ緩いところもありますので、どう成長させていけるか楽しみもありますね」
3着 ショウナンアルバ 蛯名正義騎手
「今日はスタートが早かったので馬群に入れて競馬をしたかったが入れられなかった。一度ハミをかんでしまうとそのまま引っ掛かって行ってしまう。今日は力負けではないと思うし、馬群に入れられれば結果は違ったはず。もう少し前半力まずに走ってほしいね」
4着 アサクサダンディ 吉田豊騎手
「道中は我慢して末脚にかけようと思ったが、馬群の中で外にも出せず中途半端な競馬になってしまった。もう少し早めから追いたかったので残念です」
5着 アルカザン 池添謙一騎手
「権利を取るために前に行ったが結果的にはもう少し抑えていけばよかったかな。道中手応えがなくなってから、またしぶとく伸びているだけに残念です」
6着 ドリームシグナル 吉田隼人騎手
「理想通りの位置で進められたが距離が少し長いのかな。4コーナーで手応えは良かったが直線伸びなかった」
7着 レインボーペガサス 内田博幸騎手
「前残りの競馬になってしまったね。折り合いに注意してスムーズにレースができたが結果的に早めに動いた方が良かったのかな」
12着 サダムイダテン 安藤勝己騎手
「この前より馬の状態は良かった。ゲートに不安もあったがひと脚使ってくれる馬なので心配はなかった。道中上に飛んで窮屈に走っていた。スムーズに伸びてくる良いフットワークではなかった」
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