29日、仏・米で通算5勝を挙げている
サイレントネーム Silent Name(牡4、米・G.マンデラ厩舎)が、今シーズン限りで現役を引退し、来年からは米・ケンタッキー州にあるアデナスプリングスで種牡馬入りすることが分かった。今シーズンいっぱいは現役を続ける予定。
サイレントネームは、父
サンデーサイレンス、母が99年パース賞(仏G3)の勝ち馬ダンジグアウェー(その父
デインヒル)という血統で、02年2月6日に白老ファームで誕生。04年9月に仏・C.ヘッド厩舎からデビューし初勝利。その後、05年
フォレ賞(仏G1)4着などの成績を残して米・G.マンデラ厩舎に移籍。今年4月のアルカディアH(米G2)で重賞初制覇を達成する。その後もシューメイカーBCマイル、エディーリードH(共に米G1)3着と活躍している。通算成績14戦5勝(重賞1勝)。
繋養先のアデナスプリングスには、98年
BCクラシック(米G1)を制したオーサムアゲイン Awesome Again(父Deputy Minister)、オーサムアゲイン産駒で04年
BCクラシックなど米G1・4勝を挙げたゴーストザッパー Ghostzapper、02年北米リーディングサイアーのエルプラド El Prado(父Sadler's Wells)などが種牡馬生活を送っている。