サッカー・イタリア1部リーグ(セリエA)のカターニアへの期限付き移籍が決まったJリーグ2部(J2)、東京ヴェルディのFW森本貴幸(18)が24日、東京都内のクラブハウスで記者会見し、「海外でやってみたい気持ちがあった。目の前のものに全力で頑張る。東京Vで学んだものを発揮し、結果を残したい」と抱負を語った。イタリア出発など今後の日程は未定だが、契約は現地で行う予定。トップチームの試合出場はもちろん、下部チームで経験を積むことも視野に入れた契約内容という。
会見後は、東京Vのラモス監督が「自信を持ってやれば大丈夫。日本代表の9番(エースストライカー)を背負うつもりでね」と激励。「J1昇格を目指す大変な時期に森本を出すのは正直苦しいが、若い選手の夢をかなえるのが監督の義務。勝負の世界でたくさん学んできてほしい」とエールを送った。
前回も書いたが森本のセリエA成功は難しいだろう。
ディフェンスが厳しく、引いて守る特色のあるセリエAではFWは削られるのが必至である。
それはセリエAで成功しているFWを見ればすべてに共通しているのは
「フィジカルの強さ」である。
シェフチェンコ、トニー、デル・ピエロ名だたるFWは体を寄せられても
削られてもそれに耐えうるバランス力、フィジカルの強さが必要になってくる。
しかし、森本には「フィジカルの強さ」は持ち合わていない。
それはJリーグでも通用はしていない。
それは今後、森本自身が練習や試合の中で身に着ければよいことだ。
2~3年海外でもまれて中堅のクラブへ移籍すればいい。
ただ、海外クラブでは日本人選手獲得の裏にはジャパンマネーや新規マーケットの開拓も視野にいれていることもあるので、城、柳沢の二の舞になる可能もある。
繰り返すが森本には「フィジカルの強さ」と「現地語でのコミュニケーション」を身に着けてほしい。
ソース
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/headlines/20060724-00000070-jij-spo.html
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