海外のクラブチームを捜し求める安貞桓(アン・ジョンファン/デュイスブルク)と李天秀(イ・チョンス/蔚山現代)の欧州行きが困難だという見方が支配的だ。欧州は冷淡な反面、Jリーグからは熱いラブコールが殺到している。
安貞桓は2006FIFAワールドカップ(W杯)ドイツ大会以前から移籍のために奔走した。英プレミアリーグを含む多数の欧州リーグを当った。
W杯を控え、いくつかのクラブからオファーがあったが、目標としていたビッグリーグではなかった。スコットランドのハーツとトルコリーグのオファーは果敢に振り払った。Kリーグからも釜山、水原などが破格的な条件を提示した。だが、安貞桓は移籍締切期限である先月末まで回答をしなかった。
残る選択は3つだ。デュイスブルク残留と欧州の中位圏リーグ、Jリーグだ。デュイスブルクは2部に降格し魅力が乏しい。中位圏リーグは既に1、2度断っている。したがって、現在のところJリーグが最も有力だ。
安貞桓本人は迷っているが、日本からは具体的な提示が絶えず来ている。
李天秀はJリーグ行きに一歩近づいた。Jリーグの名門チーム浦和レッズは最近李天秀獲得を表明したと伝えられている。
浦和には日本のサッカースター小野伸二とブラジルから日本に帰化したMFアレックス三都主がプレーしている。特に、李天秀は最近のA3チャンピオンズカップ2006で目を見張る活躍を見せた。日本サッカーのメッカ・東京国立競技場で6ゴールを挙げ、得点王とMVPに輝き、所属チームの蔚山を優勝へと導いた。
これを見守っていたJリーグ関係者は舌を巻いた。サッカー専門サイトであるゴールドットコムは10日、「李天秀はアジアで最も熱いゴールハンター」というタイトルで李天秀のゴール感覚と最近の大活躍ぶりを集中的に扱った。
李天秀は欧州移籍の夢をあきらめてはいないが、ビッグリーグの交渉進展は難航していると伝えられている。しかし、李天秀の蔚山残留の可能性もある。
ソースイ・チョンスは日本に来れば確実に活躍できるだろう。
ただ、浦和にこだわるのは良くない。ワールドカップでも見せたあの90分間ピッチを走り回る姿を日本で見れるのはすばらしいことである。
韓国のかなでも屈指のプレーヤーが日本で見られることはすばらしい。
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