マイネルレーニア / 牡
06年8月12日(土)ダリア賞 新潟芝1400m、1番人気1着、1分22秒1。父グラスワンダー、母チェリーラブ。栗東・西園正都厩舎。スタートは速いほうだったが、他に行く馬がいれば行かせるような構え。しかし、スピードの違いでジワジワ先頭に押し出された。決して引っ掛かっているわけではなく、道中はリラックスした走りで、終始スムーズ。競りかける馬も不在で楽々4コーナーをカーブ。直線で追い出されると突き放す一方。2着に5馬身の差をつけての圧勝だった。前走の未勝利勝ちは10番人気の勝利だったが、今回と同じ新潟芝1400mを好時計で快勝。前走の実力を証明してみせた。距離はもう少し伸びても大丈夫だろう。
タカラパーク / 牡
06年8月12日(土)2歳未勝利 新潟ダ1200m、1番人気1着、1分12秒9。父Ecton Park、母Groovy Broad。美浦・国枝栄厩舎。スタートはマズマズだったが、やや出脚がつかないような感じ。少し気合をつけて前に出て、3番手の位置を取った。しかし、前2頭の真ん中のポジション。両サイドから挟まれるのを嫌ってか、4コーナーを回る前までに外に持ち出す体勢をとった。3頭併せの外からマクる形でも手応えは抜群。直線入り口で並走馬を競り落とすと、あとは完全に独走。2着に9馬身もの差をつけて圧勝した。父はフォーティナイナーの直仔。前走芝1600mの新馬戦でも2着に好走したが、ダートの方が向いているかもしれない。
マンハッタンバー / 牡
06年8月13日(日)2歳新馬、札幌芝1800m、6番人気1着、1分49秒5。父マンハッタンカフェ、母ユーワサブリア。美浦・佐藤吉勝厩舎。抜群のスタートを切って積極的にハナへ。外からリワードアルビオンが絡んできたが、先頭は譲らない構え。2コーナー過ぎから2頭でグングン飛ばした。4コーナーで一気に後続の追い上げ。直線入り口で並びかけられそうになったが、ラチ沿いに張ってグイとひと伸び。2着馬を1馬身半抑え込んだ。前半1000mは61秒3と、特別速いわけではなかったが、終わってみればレコード勝ち。自らレースを引っ張って作った時計なので価値は高いが、頭が高い走り。500キロを超える大型馬でもあるし、まだ良化の余地がありそう。半兄にダート短距離で活躍中のカリスマサンキセキがいる。
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ニシノマオ / 牝
06年8月12日(土)2歳未勝利 小倉芝1200m、2番人気1着、1分8秒7。父サクラバクシンオー、母ニシノボナリー。栗東・太宰義人厩舎。外枠から気合をつけられて前へ。スタートダッシュはそれほど速くなかったが、スピードに乗ると楽に先団に取り付いた。向正面まではブラックプラネットを内に見ながらの追走だったが、早くも3コーナーで抜群の手応えでハナを奪う。4コーナーを回り直線入り口では、すでに勝負アリの気配。馬場の3分どころを通り、余裕の伸び脚。最後は流しながら楽々押し切った。前走は芝のマイル戦で5着に敗れたが、距離短縮で本領発揮。サクラバクシンオー産駒らしく1200mの方が持ち味が活きた
ファイトソング / 牝
06年8月13日(日)2歳新馬 札幌ダ1000m、4番人気1着、59秒5。父アサティス、母ジグズアンドリールズ。美浦・伊藤圭三厩舎。抜群のスタートを決めてすかさずハナへ。外から2頭来たが譲らず先頭でレースを引っ張った。4コーナーの手応えは十分。直線では何発かムチが入ったが、後続の追撃を許さず楽々逃げ切った。牝馬ながら力強い走りでの押し切り勝ち。全兄のスナークレイアースは白山大賞典、マーキュリーCなどを制し、現在も現役で活躍。無類のダート巧者血統で、本来は中長距離の方が向く。今回は1000mを勝ち上がったが、まだまだ違う面が出てくるだろう。息の長い活躍が期待できる血統でもある。
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