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イクスキューズ / 牝
06年8月26日(土)クローバー賞 札幌芝1500m、1番人気1着、1分29秒3。父ボストンハーバー、母クリスティキャット。美浦・藤沢和雄厩舎。前走は1800mを逃げて圧勝したが、今回は1500mの競馬。周りの馬が速く、前半は好位の内で前を見ながらの追走となった。4コーナーを3番手で回り、直線勝負へ。内外から馬に挟まれるような感じになったが、迫力ある末脚をズバッと発揮。レコード勝ちで見事に2連勝を飾った。馬体重がプラス20キロ、輸送を挟んでの初コースにも難なく対応。デビュー戦でみせた素質は本物だった。上質のスピードと安定感ある脚質は、小回りのマイル戦においては大きな武器。年末の阪神ジュベナイルフィリーズへ期待が膨らむ。
⇒今のところの牝馬の一番馬ではないだろうか。末脚鋭くレコード勝ちで将来に期待ができる。
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インディゴラヴ / 牝
06年8月26日(土)2歳未勝利 小倉ダ1000m、1番人気1着、59秒7。父Holly Bull、母デルタラヴ。栗東・宮徹厩舎。スタートは良くなかったが、外目から揉まれずにすぐに4番手まで押し上げた。加速がついてからは他馬との手応えが明白。物凄い勢いで3~4コーナーをマクリきり、直線入り口で勝負アリの気配。後続をグングン突き放し、7馬身差の圧勝を飾った。デビュー戦はエイシンイッテンに突き放されて2着に敗れたが、同馬は次走ラベンダー賞で2着。今回は順当の勝利だろう。父は異系のラフンタンブル系。日本で活躍した産駒にはエストレーノ、エイシンブーンがいる。ダート適性が強いのはもちろんだが、勝つ時は派手な勝ち方をしやすいのが特徴。
⇒父はケンタッキーダービー馬。ダートで期待が持てる。
■シャイナムスメ / 牝
06年8月27日(日)2歳新馬 小倉芝1000m、1番人気1着、57秒7。父ブライアンズタイム、母レッドレス。栗東・坂口正大厩舎。内から好スタートを切ってすかさずハナへ。軽快なスピードで飛ばし、単騎の大逃げ状態。3~4コーナーですでに2番手と4馬身ぐらい差をつけ、完全なセーフティーリード。直線に入っても一向に差は縮まらず独走。後続の追撃を許さず、結局、5馬身の差をつけて駆け抜けた。ブライアンズタイム産駒だが、テンションが高めの牝馬で現時点では短距離向き。距離延長や揉まれた時など、これからいろいろ課題はありそうだが、とりあえずはここでは力が違った。
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ダノンジュンコウ / 牡
06年8月26日(土)2歳未勝利 新潟芝1800m、1番人気1着、1分47秒8。父アグネスタキオン、母レースカム。栗東・佐々木昌三厩舎。スタートはややアオリ気味。しかし、二の脚を利かせてすぐに4番手に取り付いた。前半1000mの通過タイムは60秒ジャスト。外回りの1800mにしてはソコソコのペースで流れたが、気がいいタイプのせいか、どんどん前に行ってしまいそうな勢いだった。しかし、4番手をキープしたまま直線へ。追い出されると少し内にもたれたが伸び脚は確実。今回もメンバー中最速の上がり34秒7を繰り出し、人気に応えて快勝した。半兄にはバアゼルキング、ピオーネらダート巧者が揃うが、本馬は芝で瞬発力を活かすタイプ。
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エーシンマーメイド / 牝
06年8月27日(日)2歳新馬 新潟芝1800m、4番人気1着、1分49秒8。父ダンスインザダーク、母エイシンモンテレー。栗東・沖芳夫厩舎。スタートは普通。最初は内の3~4番手からレースを進めていたが、ジワジワ先行。前半1000m62秒5の流れを徐々に押し上げて、結局2番手のポジションで落ち着いた。直線入り口では、各馬内ラチを避けて馬場の真ん中。内から圧倒的1番人気に推されたダイワエンパイアが忍び寄り、残り400m付近からは馬体を併せての完全なマッチレースとなった。ところが、追い出されるとフラフラ。内のダイワエンパイアに2度ほど接触するお行儀の悪さを露呈。しかし、同時に凄まじい勝負根性も発揮。最後はクビ差凌いで勝利を飾った。
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