「重要なのは、内容のある出馬表を維持する一方で、馬主や調教師に必要以上の負担をかけないようにバランスをとることです。馬場管理者が、例えば、馬場状態を稍重~良(good to firm)と言ったとしても、結局は個人的見解にすぎず、科学的に裏づけされた判断ではありません。馬場管理者が稍重~良としても、脚に問題を抱えている馬にとってはまだ硬すぎることがあるかもしれません。我々は、調教師が過怠金を課されるのを避けるためだけに4時間あるいは5時間、馬を馬房に拘束しておくようなことを避けたいと思っています。しかし調教師がこの改正を悪用するようなら、我々は元のルールに戻すでしょう。我々は合理的であるように努めています。馬主と調教師にとってこれが有益な第一歩になるものと信じ、今後も改善されていくと確信しています」。