わいせつ図画 公然陳列容疑 自作自演の「
わいせつ画像」を、自ら立ち上げたホームページに有料で公開していた「好き者夫婦」が12日、福井県警に逮捕された。サイト管理者自身がモデルになっていたケースは異例といい、夫婦の共演のほか、妻の“ソロ活動”も収録。「夫婦の営み」のすべてを体当たりで披露したこのホームページは人気があったようで、約6年半で約2億円を荒稼ぎしていたという。
福井県警が
わいせつ図画公然陳列容疑で逮捕したのは、同県坂井市の
アダルトサイト経営の久野文雄容疑者(38)と妻の玲子容疑者(32)。2人とも容疑を認めているという。
調べによると、2人は昨年11月から今年1月にかけ、自分たちが運営するサイト「Aya’s Room」で、主に屋外で撮影した両容疑者のプレーや玲子容疑者による
自慰行為など
わいせつな
画像や
動画を有料で公開。いずれも局部がモザイクなしの「そのまんま」状態だった。出演者はこの夫婦だけだったようで、このサイトは既に閉鎖されている。
両容疑者は00年7月ごろからサイトを開設。閲覧料金は、期間別になっており、最低が30日間4200円、最高が90日間1万3000円。映像は随時更新するなどプロ並みの本格さだったという。
夫婦のサイトは
アダルト系の中でも人気が高かったようで、利用者は全国に広がっており、約6年半の間に、約2000人から約2億円を売り上げていたとみられる。
昨年10月、閲覧者を名乗る男性から「撮影場所は
越前海岸ではないか」との情報が同県警に寄せられた。
越前海岸は日本海に面し、久野夫婦が住む坂井市から敦賀市にかけた海岸線で福井県の観光名所のひとつ。両夫婦はひとけが少ない屋外でのプレーに果敢に挑戦するなど、他の
アダルトサイトとの差別化を図っていたが、この狙いが裏目に出てしまったようだ。
2人の容姿について、捜査関係者は「自分たちの行為を公開するほどですから…」と言葉を濁しながらも「ナイスバディー」だったことを示唆している。