米
バージニア工科大学で起きた最悪の
銃乱射事件を風刺した
ソウル新聞の漫評に非難の声が高まっている。
ペク・ムヒョン氏が描いたこの漫評には、
ブッシュ大統領がブリーフィングで「一発で33人…これでわが国の
銃器技術の優秀性をもう一度…」と述べる場面と犯人が
銃を乱射する場面が描かれていた。18日付新聞が販売される前にこの漫評がインターネット上に流布し、ものすごいスピードでブログや掲示板などに広まった。
インターネットユーザーらは「どうして死をもって悪ふざけができるのか」(ID:四角い箱)「罪のない市民が殺害された事件を皮肉る漫評を描いたペク画伯とこれを無意識に記事化した
ソウル新聞、どちらも責任を取るべきだ」(ID:謝れ)という非難の書き込みを
ソウル新聞ホームページの掲示板やポータルサイトなどに相次いで寄せている。
一部では、この漫評が外交問題に飛び火する可能性も取り沙汰されている。反韓インターネットサイトがこの漫評を「Caricuture of Korean」というタイトルで翻訳し、海外のサイトに流しているからだ。英語では「The life of 33 people killed at a time…Our Excellence of firearm technology was shown again」と訳されている。特に日本のサイトでこの漫評と英語の解説が広まっており、ネットユーザーらは不安に思っている。ネットユーザー「onesuc」は「漫評がすでに米国のニュースサイトに広まっており、米国にいる日本人学生らは今、この絵を周囲の人に回すのに忙しい。一方、
韓国人学生らは外出もままならない状態だ」と語った。
ソウル新聞側は17日午後9時ごろ、ホームページに掲載したペク氏の漫評を「衝撃、容疑者は
韓国人」に差し替えた。配達用新聞にも差し替えられた後の漫評が掲載されている。