すべてが丸く収まったと思ったら大間違いだ。
米国留学で芸能活動を休止していた
赤西仁(22)が
ジャニーズの人気グループ「
KAT―TUN」に復帰した。
20日に行われた復帰会見で赤西は「6人でいることに違和感は感じないです。半年会っていなかった気がしない」と殊勝な表情を見せた。リーダー格の
亀梨和也(21)は「(赤西が)抜けるとかそういうわけではなかったし、やっと6人が一直線に並べました」と、歓迎ムードをアピールした。
各マスコミも「半年間の語学留学を無事に終えた赤西が満を持して復帰」と大々的に報じ、“一連の赤西騒動は
ジャニーズ事務所のシナリオ通り”と言わんばかりに大騒ぎしている。
だが、実際はそんなにスッキリしたものではない。
「脱退騒動の前後に赤西と
ジャニーズ事務所の間でひともんちゃくあったのは間違いありません。赤西のギャラや待遇を巡り、
ジャニーズ内部で内輪モメが勃発したという話もある。ここにきて“シナリオ通り”というムードをアピールしているのは、
ジャニーズのメンツを立てるため。一度は追い出したタレントを簡単に復帰させたとなると、格好がつきませんからね」(芸能記者)
赤西が抜けた穴をカバーしながら、5人で活動していた
KAT―TUNのメンバーだって面白くないだろう。
「復帰が検討された当初は、赤西をソロデビューさせる計画がありました。メンバーの心境を考えると、赤西をグループに戻すのは問題があるとみられていたのです。結局、赤西、事務所、メンバーが話し合って、グループへの復帰が決まりましたが、まだ納得していないメンバーもいますよ」(音楽関係者)
事務所内や
KAT―TUNの中で“赤西騒動”の火種はまだくすぶっている。爆発してもおかしくはない。