現地時間29日、
ドバイ・ナドアルシバ競馬場で行われる
ドバイシーマクラシック(4歳上、首G1・芝2400m、1着賞金300万米ドル)は、K.シーア騎手騎乗のサンクラシーク Sun Classique(牝4、南ア・M.デコック厩舎)が好位4番手追走から、直線に入って早めに抜け出すと、大外から鋭く伸びたビバパタカ Viva Pataca(香)の追撃を2.3/4馬身抑え優勝した。勝ちタイムは2分27秒45(良)。さらに3/4馬身差の3着にドクターディーノ Doctor Dino(仏)が入り、もう1頭のフジキセキ産駒スシサン Sushisan(南ア)は6着に敗れた。
勝ったサンクラシークは、父フジキセキ、母Elfenjer(その父ラストタイクーン)という血統の豪州産馬。06年ケープフィリーズギニー(南アG1・芝1600m)、昨年のマジョルカS(南アG1・芝1600m)、ウーラヴィントン2200(南アG1・芝2200m)と、南アフリカのG1を3勝し、昨年の南アフリカ最優秀3歳中長距離牝馬に選出された。今年に入り、ナドアルシバで2戦2勝の成績を残していた。通算成績15戦9勝。
管理するM.デコック調教師はUAEダービー(首G2)のオナーデビル Honour Devilに続きこの日2勝目。南アフリカ勢はUAEダービー、
ドバイデューティフリー(首G1)のジェイペグ Jay Pegに続くこの日3勝目となった。
なお、98年の創設以来、牝馬がこのレースを勝ったのは初。日本産種牡馬の産駒が
ドバイ国際競走を勝ったのも初の快挙となる。
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