クラウンプリンセス / 牝
06年7月30日(日)2歳未勝利 小倉芝1800m、1番人気1着、1分49秒8。父スペシャルウィーク、母クラウンピース。栗東・橋口弘次郎厩舎。3枠5番ゲートからのスタート。好発を決めてスッとインの3番手のポジションにつけることができた。前半1000mは62秒1のスローペース。前にいる馬有利の流れだが、3コーナー過ぎで早くもレースが動き、外から2、3頭がまとめてマクりにかかり、内にいる馬には厳しい展開。また、ペースアップにすんなり反応できず、先頭集団に少し離されてしまった。しかし、懸命の早めの仕掛けで4コーナーを5番手で回ると、直線はインを強襲。一瞬前が壁になったが、ラチ沿いを鋭く抜けた。距離はもっと伸びても大丈夫だろう。
ニシノコンドコソ / 牡
06年7月30日(日)2歳新馬 新潟芝1800m、2番人気1着、1分50秒5。父カリズマティック、母ニシノチャペル。美浦・萱野浩二厩舎。スタートは出遅れて後方から。外回りコースなので道中は慌てず、4コーナーを回るまでじっくり構えられた。直線で大外に持ち出されるとハミがかかりエンジン全開。16番手から豪快に差し切った。半兄に05年の青葉賞2着のニシノドコマデモがいる血統。まだ追われるとフラついたり、内に刺さったり幼い面はあるが、エンジンがかかってからの豪快な伸び脚は兄を彷彿させる。本馬の父は99年の米国クラシック2冠馬(ケンタッキーダービー、プリークネスS)。ストームバード系の米国血統だが、今後も広い芝コースでの決め手に注目。
⇒米2冠馬の父にかわり兄以上の活躍を期待したい。
シゲルメルシ / 牡
06年7月29日(土)2歳未勝利 小倉芝1200m、6番人気1着、1分8秒3。父アドマイヤコジーン、母サンブルーム。栗東・沖芳夫厩舎。8枠から好スタートを切って、楽々と前へ。道中は内のアドマイヤデュークと並走状態でレースを引っ張った。3~4コーナーで内にいるアドマイヤデュークが手綱を押しているのに対し、こちらは余裕の手応え。最後の直線に入ってから満を持して追い出され、上がり最速をマーク。後続をアッサリ突き放し、2着に5馬身差をつけるワンサイドとなった。初戦は不良馬場の道悪の競馬で、スタート、道中ともにいいところがなかったが、良馬場で一変した。
シゲルシュクラン / 牡
06年7月29日(土)2歳新馬 小倉芝1800m、5番人気1着、1分51秒0。父コマンダーインチーフ、母マダムトランプ。栗東・沖芳夫厩舎。好スタートを切り、すんなり前へ。インの前の馬につられて、ハナを奪いそうな勢いだったが、抑えられて2番手からの追走となった。前半1000mは64秒6の超スロー。淡々とレースが流れて、完全に残り600mの上がり勝負。最後の直線に入り、2番手からグンと抜け出した。セーフティリードかと思われたが、ダノンジュンコウが強烈な末脚で猛追。最後はアタマ差まで際どく迫られたが、3着以下には5馬身の差をつけた。母は現役時代、わずか7戦しかできなかったが3勝を挙げる活躍。芝・ダートを問わず中距離での活躍が見込めそう。
センギョウシュフ / 牝
06年7月29日(土)2歳未勝利 新潟芝1600m、8番人気1着、1分36秒1。父マリエンバード、母オンヴェルベット。美浦・高橋義博厩舎。前走は重馬場の上、芝1200mの競馬で道中余裕がなかったが、メンバー中2位の上がりをマーク。今回も出脚が悪く最後方からになったが、距離延長、外回りの競馬で一変した。4コーナーを12番手で回り、直線で大外に持ち出されると末脚爆発。グングン先頭に迫り、残り200m付近で早くも先頭。最後は内から2頭の追い上げが目立ち、交わされたかに見えたが、もうひと伸びしてゴール。1着から4着までクビ、クビ、クビ差の大激戦を制した。父は02年の凱旋門賞を含め12ハロンのG1を3勝。カーリアンの直仔で日本の芝への適性は高そうだ。
⇒父は凱旋賞馬日本でどこまで通用するか楽しみな馬。
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