「
ミシュランガイド東京2009」の格付けが18日、発表された。最高評価の3つ星を獲得したのは、前年より1店多い9店。2つ星は36店、1つ星は128店で、全体でも昨年より23店多い173店に星が付き、東京は2年連続で星の数が世界一多い“食の都”に輝いた。
ミシュランガイドの総責任者、ジャン・リュック・ナレ氏は会見で、「東京が信じられないほど魅力的な食の都、というのは昨年と同様。今回も世界がうらやむセレクションになった」と語った。
出典:
ミシュランガイド東京2009 日本語版 . そんななか、08年版から17店が姿を消した。1つ星からは、寿司の名店「銀座久兵衛」(銀座)や、仏料理の老舗「シェ・イノ」(京橋)、創業20年以上の伊料理「クチーナ・ヒラタ」(麻布十番)など、「えっ、ここが?」という店まで陥落して波紋を呼んでいる。
「同業他店と星の数が同じなのは到底納得できないと、掲載を拒否した老舗店もあるようです」(グルメライター)
出典:
ミシュランガイド東京2009 日本語版 . 09年版星付き店のラインアップについて、日刊ゲンダイ本紙で「行っていい店わるい店」を連載中の友里征耶氏はこう言う。
「
ミシュラン側が今年4月、すでにある店に3つ星での掲載を依頼していたことや、別の店からは2つ星でなければ掲載拒否だと言われていたことなど、発売前に次から次へと情報が漏れてきました。1年間かけて厳正な調査をちゃんとやったのか、はなはだ疑問です」
ナレ氏は「店選びに慎重になる不況の時こそ、この
ガイドが役に立つ」と自信満々だったが、去年ほど人気が出るかどうか。
出典:
ミシュランガイド東京2009 日本語版 .http://news.livedoor.com/article/detail/3911120/