名古屋競馬場で行われた第9回JBCスプリント(JpnI・1400m)は3歳馬の
スーニが、1番人気に応えて優勝した。鞍上は川田将雅騎手。2着は2番人気のアドマイヤスバル、3着は6番人気の10歳馬リミットレスビッド。地方馬最先着はノースダンデー(船橋)の4着。初ダートのビービーガルダンは2番人気に推されたものの6着に沈んだ。
レースは高知のポートジェネラルが果敢に逃げ、
スーニが2番手、ビービーガルダンが3番手、リミットレスビッド、アドマイヤスバル、ノースダンデー等が好位を形成。3コーナー過ぎでアドマイヤスバルが仕掛け始めて4コーナーで外から先頭に立ち、
スーニは内から食い下がる形。ビービーガルダンは手応えが無くなってズルズル後退した。直線はマッチレースとなり、
スーニが内から盛り返して4分の3馬身の差をつけ2つ目のJpnIタイトルを手にした。2着アドマイヤスバル、そこから4馬身の差がついた3着がリミットレスビッドで、JRA勢が上位を独占した。
スーニは父Soto、母Enabru、母の父Roanokeと言う血統の牡3歳。兵庫ジュニアグランプリ、全日本2歳優駿に続き重賞3勝目。通算成績は11戦6勝。JRA栗東の吉田直弘厩舎の管理馬。
http://keiba.radionikkei.jp/keiba/news/entry-175297.html 名古屋競馬場で行われた第9回JBCスプリント(JpnI・1400m)のレース後の関係者のコメントは以下の通り。
・1着
スーニ 川田将雅騎手
「折り合いがつき我慢出来た事が一番です。3コーナーで早めに動く形になりましたが、よく頑張ってくれました。距離はマイルまでなら大丈夫だと思いますよ」
・2着アドマイヤスバル 勝浦騎手
「状態も良かったし、道中も良い感じで運べました。ただ、今は距離がもう少しあった方が良いみたいですね」
・3着リミットレスビッド 福永騎手
「返し馬から良い感じだったし、行こうと思えば行けるくらいでした。全盛期なら突き抜けるくらいの手応えでいましたが、勝負所で前と離されてしまいました。10歳ですし大した馬ですよ」
・4着ノースダンデー 左海騎手
「どちらかと言えば左回りの方が良いと思っていましたが、今日はよく頑張ってくれました。まだ上積みのがありそうですよ」
・6着ビービーガルダン 安藤勝己騎手
「体型は芝向きですが、フットワークの感じからダートもこなせるかと思いました。ただ芝と違って手応えがありませんでしたね。ダートが合わなかったのかもしれません」
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